テーピング療法
患部や痛みの原因となっている箇所に、テーピングを施し、痛みの軽減や予防を図ります。
また当院では施術効果の持続と負担軽減のために、多くの患者様がテーピング療法を受けています。
テーピングを貼る目的
①痛み・コリ・内出血・腫れを改善
皮膚が持ち上げられることで、リンパ液の流れが良くなり、自然治癒力が高まります。
また、血行が促進されると酸素や栄養も体の隅々まで行き渡るようになり、疲労の回復も早くなります。
②筋肉の補強
筋肉の力を引き出し、運動能力があがります。
弱くなったり、痛んだ筋肉に貼ることで、サポートされ正しい関節運動が行えるようになります。
③関節運動や筋肉の動きの制限・固定
関節や筋肉に貼ることで、患部に対する負担が減り、傷ついた組織の回復力が上がります。
怪我の度合いや症状によってテーピングを使い分けます。
④関節の矯正
歪んだ関節に対して矯正効果のあるテーピング法を施します。施術効果を持続し、関節のズレが改善され筋肉の動きがスムーズになり患部への負担も少なくなります。
テーピングの種類
キネシオテープ
人間の筋肉と同じ伸縮率が30~40%に設計されたテープです。
寝違えやぎっくり腰といった怪我から肩こりなど、幅広い症状に対して使用します。
筋肉のサポート効果や、関節の動きを制限するといった効果があります。
KTテープ
五輪選手などトップアスリートも使用する最新のテーピングです。
特殊合成繊維で作られており、キネシオテープより伸縮率が高い約80%に設計されサポート力と収縮持続性に長けています。
また通気性や耐久性、防水性、速乾性に優れキネシオテープでは肌がかぶれてしまう方にもお勧めです。
固定テープ(ホワイトテープ)
非伸縮性のテープで、損傷した部位を強固に固定します。
足首や手首等の捻挫、スポーツ障害といった症状に対して使用します。